- 2025.11.10
屋外で心をほぐす!グループワークが盛り上がるアイスブレイク研修アイデア集
アウトドア研修

社員研修で堅苦しさや緊張を和らげたい時に効果的なのが、自然の中で行う「アウトドア型アイスブレイク」です。
非日常の環境で楽しく体を動かし交流することでチームの距離が一気に縮まり、信頼関係を深めてグループワークをより活性化させます。
本記事では、手軽にできるゲームから本格的な体験型アクティビティまで、厳選して紹介します。
なぜ今、“屋外アイスブレイク”が注目されているのか

屋外アイスブレイクが注目されているのは、次の2つの理由が挙げられます。
●研修の成果を左右する「空気づくり」の重要性
●室内研修では得られない、屋外アクティビティの3つの効果
研修の成果を左右する「空気づくり」の重要性
研修の成果を高めるには、参加者全員が前向きに取り組める空気づくりが重要です。そして参加者が前向きに取り組める空気づくりをしやすいのが、屋外アイスブレイクです。
ゲームやアクティビティを通して楽しく交流できる場であれば、個々の能力やスキルが最大限に発揮されます。チームとしての団結力はもちろん、一人ひとりが持つ力を十分に活かせるような企画や工夫を行いましょう。
室内研修では得られない、屋外アクティビティの3つの効果
屋外アイスブレイクを含めた屋外アクティビティには、次の3つの効果が期待できます。
●自然なコミュニケーションの促進
●共通の成功体験による一体感
●リフレッシュによる集中力と創造力の向上
それぞれ解説します。
自然なコミュニケーションの促進
いつもの職場環境と異なる開放的な屋外でのアクティビティは、自然なコミュニケーションを促す効果があります。
参加者がリラックスしてアクティビティに取り組むことで、互いの理解や信頼が深まり、よりよい職場環境の構築につながります。
また、普段は関わりの少ない部署の従業員とも交流できるため、社内の連携が強化され、一体感のある強固な組織を築けるでしょう。
共通の成功体験による一体感
屋外アクティビティの実施により、仲間と共通の成功体験を得られます。
チームとして目標に向かい、力を合わせて課題を乗り越えることで統一意識が生まれ、日常の業務にもよい影響を与えるでしょう。
また、目標を達成するために自分や他のメンバーの役割が明確になり、チームでの立ち位置やそれぞれの強みを再認識するきっかけにもなります。
リフレッシュによる集中力と創造力の向上
屋外で体を動かすことで心身ともにリフレッシュでき、集中力や創造力の向上が期待できます。非日常の環境でゲームやアクティビティを楽しむ中で、新しいアイデアや気づきが生まれるかもしれません。
屋外アクティビティを通じて気分転換ができれば、日常の業務にも新鮮な気持ちで取り組めるでしょう。
アウトドア研修に取り入れたい!人気のアイスブレイク・アクティビティ集

コミュニケーション活性化や関係性の構築などに効果的な屋外アイスブレイク。実際にどのようなアクティビティを取り入れればよいか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、簡単なレクリエーションから体験型のゲームまで、シーンや目的に適したアクティビティを紹介します。
まずはウォーミングアップ!緊張を解く「簡単レクリエーション」
ウォーミングアップとしておすすめのレクリエーションは、以下の3つです。
●ピンポン球リレー
●フープリレー
●なりきりジェスチャーゲーム
それぞれ見てみましょう。
ピンポン球リレー
ピンポン球リレーとは、バトンの代わりにスプーンや箸などを使ってピンポン球を運ぶアクティビティです。
参加者の緊張がほぐれて、団結力も高まります。
フープリレー
フープリレーとは、参加者全員が手をつないで輪を作り、誰も手を放さずにフラフープをくぐって一周させるアクティビティです。
声の掛け合いや体の使い方の指示などが必要となるため、コミュニケーションを促してチームワークの向上効果が期待できます。
なりきりジェスチャーゲーム
なりきりジェスチャーゲームとは、一人の参加者がお題に沿ったジェスチャーを行い、他の参加者がお題を当てるアクティビティです。
自然と笑顔が生まれるので、初対面や交流の少ない部署の人とも、楽しく打ち解けられます。
協力と戦略で盛り上がる「チームチャレンジ型」
チームで協力して盛り上がるチャレンジ型のアクティビティは、以下の3つです。
●チャンバラ合戦
●しっぽ取りゲーム
●TPシャッフル
それぞれ詳しく解説します。
チャンバラ合戦
チャンバラ合戦とは、腕や肩にボールを装着し、スポンジ製の刀で落とし合うアクティビティです。合戦をテーマに、戦術を練りながらチームワークを駆使して勝利を目指します。
コミュニケーション力はもちろん、状況に応じた戦略を考え、改善する力が養えるでしょう。
しっぽ取りゲーム
しっぽ取りゲームとは、テープや洗濯バサミなどでしっぽとなる紐を身につけて、相手のしっぽを取り合うアクティビティです。
個人戦でも楽しめますが、チーム戦にすることで協調性や団結力を高められます。
TPシャッフル
TPシャッフルとは、一本の丸太の上に参加者全員が乗り、落ちないように並び順を入れ替えるアクティビティです。
指示役の指揮が勝敗を大きく左右するので、チームワークの強化だけでなく、リーダーシップ力の向上が期待できます。
信頼関係を育む「体験型アクティビティ」
信頼関係を育むのにぴったりな体験型アクティビティは、以下の3つです。
●ブラインドスクエア
●目的地移動ゲーム
●ブラインドサッカー
それぞれ詳しく見てみましょう。
ブラインドスクエア
ブラインドスクエアとは、リーダー以外の参加者が目隠しをした状態で一本のロープを持ち、指定された形を作るアクティビティです。
リーダーの的確な指示が勝敗のカギを握り、全員が自分の役割を考えて動くことで、チームワークや協調性が養われます。
目的地移動ゲーム
目的地移動ゲームとは、三人一組のチームで協力しながら課題を乗り越え、目的地を目指すアクティビティです。
参加者にはそれぞれ役割が与えられるので、自身の役目を全うする適切な判断力と行動力が求められます。
ブラインドサッカー
ブラインドサッカーとは、キーパー以外の参加者が目隠しをした状態でサッカーを行うアクティビティです。
参加者は声を掛け合ってコミュニケーションを取る必要があるため、自然と信頼関係が築けます。
非日常で絆が深まる「自然・冒険系プログラム」
自然の中でチームの絆を深めるアクティビティは、以下の4つです。
●フォレストアドベンチャー
●ラフティング
●登山
●キャンプ・BBQ
それぞれ解説します。
フォレストアドベンチャー
フォレストアドベンチャーとは、フランス発祥の野外研修施設です。
組織力強化を目的としたさまざまなアクティビティを体験でき、森林効果でリフレッシュしながら、チームの結束力を高めることができます。
ラフティング
ラフティングとは、ゴムボートで川下りを楽しむアクティビティです。
緩やかな流れから急流まで、川の流れに応じて力を合わせて漕ぎ進めることで、共通の達成感や一体感を味わえます。
登山
登山は、登頂という明確な目標に向けて、チーム一丸となって挑むアクティビティです。
苦しい状況でも参加者同士で声を掛け合いながら、互いに支え合い協力する力を養えます。
キャンプ・BBQ
キャンプ・BBQは、企画段階から参加者同士の協調性や関係性を深められるアクティビティです。
円滑な進行とチームの結束力のために、責任感を持って与えられた役割に取り組むことが求められます。
目的別・おすすめプログラム例

新人研修や育成研修など、目的に合わせてプログラムを企画するのもチームビルディングに効果的です。目的に沿ったアクティビティを選定することで、より実践的な成果が得られるでしょう。
ここでは、目的ごとにおすすめのアクティビティを紹介します。
新人研修におすすめ:協力体験でチーム意識を醸成
新人研修では初対面の参加者が多いため、協力体験でチーム意識を醸成することがポイントです。
おすすめのアクティビティは、以下になります。
●エビバディ・アップ
●ブラインドスクエア
それぞれ見てみましょう。
エビバディ・アップ
エビバディ・アップとは、参加者全員で手をつなぎ、同時に立ち上がるアクティビティです。シンプルながらも大人数で行うと意外に難しく、成功した時には達成感を味わえます。
誰でも気軽に参加でき、自然と笑顔が生まれるため、新人研修のアクティビティに最適です。
ブラインドスクエア
ブラインドスクエアとは、全員で1本のロープを持ち、指定された形を協力しながら作るアクティビティです。
このブラインドスクエアでは、リーダー以外は視覚が遮断されているため、集中してリーダーの指示や周囲の声を聞かなければなりません。
そのため、緊張している新人もアクティビティに没頭することができ、自然とコミュニケーションが生まれて場の雰囲気が和らぎます。
部署横断の交流におすすめ:リラックス×対話が生まれる
部署の垣根を超えた交流では、リラックスして会話できる状況を作るようにしましょう。
おすすめのアクティビティは、以下になります。
●キャンプ・BBQ
●戦国宝探し
それぞれ詳しく見てみましょう。
キャンプ・BBQ
他部署との交流を深めたい場合は、落ち着いた雰囲気でコミュニケーションを育めるキャンプやBBQがおすすめです。
企画や準備を通して会話が生まれるので、普段は見られない同僚の一面を知るきっかけになります。
戦国宝探し
戦国宝探しとは、チームで協力して謎を解きながら宝を探すアクティビティです。
企業や他部署への理解を深められる謎解きを組み込むことで、組織のつながりを強化できるでしょう。
リーダー育成研修におすすめ:判断力と戦略を磨く
リーダーの育成研修では、判断力と戦略を磨くゲームやアクティビティを取り入れるとよいでしょう。
おすすめのアクティビティは、以下になります。
●サバイバル研修
●ロケットPDCAチャレンジ
それぞれ解説します。
サバイバル研修
サバイバル研修は、エアガンを用いて行う軍隊体験型のアクティビティです。
戦闘訓練さながらの緊迫した状況で、リーダーには冷静な判断力や的確な戦略が求められます。
ロケットPDCAチャレンジ
ロケットPDCAチャレンジは、チームでロケットを制作するアクティビティです。
まずはミニゲームで資金を稼ぎ、パーツを購入してロケットを制作します。ロケットを打ち上げて、改善を繰り返し、最小コストで月に到達できたチームが勝利となります。
計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善(Action)の「PDCA」を実践しながら効率的な課題解決や戦略立案を行い、チームワークを強化することが可能です。
成功するアウトドア研修を企画するポイント

成功するアウトドア研修を企画するポイントは、以下の4つです。
●目的を明確にして「体験=学び」に変える設計をする
●天候・安全管理など事前準備で差を出す
●ファシリテーターの存在が研修の質を左右する
●アクティビティ後の“振り返り”で成果を定着させる
それぞれ詳しく解説します。
目的を明確にして「体験=学び」に変える設計をする
1つ目は、研修の目的を明確にして、体験を学びに変える設計です。
新人がリラックスして交流できる環境を整えたり、リーダーのスキルアップを目指したりと、研修にはさまざまな目的があります。
研修がもたらす効果を意識し、アクティビティで得られる学びと結びつけて設計するようにしましょう。
天候・安全管理など事前準備で差を出す
2つ目は、天候や安全管理といった事前準備です。
天候の影響を受けやすいアウトドア研修では、事前の準備が欠かせません。
参加者の緊急連絡先の確認や救護担当の割り当てなど、予期せぬ体調不良や怪我に備えて、あらかじめしっかりと備えておきましょう。
ファシリテーターの存在が研修の質を左右する
3つ目は、ファシリテーターの配置です。
初対面や接点の少ない参加者同士では、最初のうちはコミュニケーションがスムーズに進まない場合があります。
そこで、進行役やまとめ役としてチームにファシリテーターを置くことで、研修が円滑に進み、効率的に成果を得られます。
アクティビティ後の“振り返り”で成果を定着させる
4つ目は、アクティビティ後の振り返りです。
アクティビティを通して得られた学びを実際の業務へと活かすために、しっかりと振り返りを行い、成果を定着させましょう。
一人ひとりの気づきが、チームの成長へとつながります。
まとめ ― 体を動かすと、心が動く
自然の中で体を動かすアウトドア研修は、参加者がリラックスして信頼関係を築けるため、アイスブレイクとして効果的です。
本記事を参考に、研修の目的や成功のポイントを押さえながら、最適なゲームやアクティビティを選定してみてください。