2023.09.27

アウトドア研修

企業研修

【企業向け】キャンプで効果的なアウトドア研修をしよう!

コミュニケーションの一環として注目されているアウトドア研修。

今回は、アウトドア研修の中でもキャンプ場でおこなう企業研修にスポットをあて、キャンプ研修を行う際の目的から注意事項までを効果的な研修内容を交えて紹介します。

キャンプ(アウトドア)研修の目的

キャンプ研修は、野外で、泊まりがけでおこなうことで、チームの主体性やチームワークを育むことを目的としています。

キャンプといえば、テントの設営やバーベキューなどの食事の準備など、チームワークが重要になる作業が盛りだくさんです。

また、自然の中にいることで、日常から解放されてリラックスできます。

リラックスしながらチームワークを育み、社員同士の関係性も深められる、そんなキャンプは、企業の研修にぴったりなのです。

キャンプ研修のメリット

キャンプ研修には、

●距離感と結束力の向上

●チームビルディングに効果的

●想像力・集中力の向上

●個性の発見・把握ができる

といったメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

距離感と結束力の向上

距離感と結束力の向上は、キャンプ研修の大きなメリットです。

キャンプをとおして一緒に過ごすことで、心の距離感が縮まります。一緒に食事をし、同じテントで寝床についたら、腹を割って話せる関係になるなんてこともあります。

キャンプでチームの人同士の距離感が縮まれば、自然と結束力も生まれるでしょう。

距離感や結束力は、普段の業務においてもチームの生産性の向上に繋がります。

チームビルディングに効果的

キャンプ研修は、チームビルディングに効果的です。

チームビルディングとは、チームにいるメンバーがそれぞれのスキルを発揮することで、仕事における目標を達成できるチームをつくることを指します。

キャンプでは、テントの設営、火起こし、食材の準備、後片付けなど、分担できる作業がたくさんあります。

それらの作業を分担し、それぞれが自分の担当の作業を一生懸命やってチーム全体で楽しいキャンプにすることこそ、チームビルディングなのです。

また、キャンプで作業をする中で、リーダーやサブリーダー、ムードメーカーを決めると、チームの中での自分の在り方を意識しながら行動できるため、のちにチームで仕事をするときに役立ちます。

創造力・集中力の向上

キャンプ研修では、創造力と集中力の向上を図れます。

キャンプは、自然の中でおこなうもの。いつもと違う開放的な場所でリラックスしていると、普段は浮かばないようなアイデアが生まれるなど、創造力が高まるのです。

また、普段と違う環境で研修をおこなうことで、オフィス内でおこなう研修よりも集中力がアップします。集中力がアップすることで研修内容をしっかりと理解でき、普段の業務にも生かせるでしょう。

個性の発見・把握ができる

キャンプ研修では、個性の発見や把握ができます。

キャンプ研修での研修時間以外の社員の姿を見ることで、普段見られない個人の性格や人間関係を把握できるのです。

社員一人ひとりの個性を発見し把握できていると、普段の業務で任せる仕事も振り分けやすくなるでしょう。

キャンプ研修のデメリット

キャンプ研修には、

●天候・気温が安定しない

●通信などの環境整備が必要

といったデメリットがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

天候・気温が安定しない

キャンプ研修は野外でおこなうため、天候や気温が安定しないというデメリットがあります。

研修日当日はもちろんのこと、前日が悪天候で足元が悪いと、キャンプを中止せざるを得ない可能性もあります。テントやタープを設営することから、風の強さも関係してくるでしょう。

また、寒い冬や暑い夏は、集団で一晩野外で過ごすには限界があります。そのため、気温の変化が著しい季節にキャンプ研修は向いていません。

これらの観点から、キャンプ研修を実施するときは、天候や気温が安定しやすい時期を選び、さらに入念な天気予報のチェックが必要です。

通信などの環境整備が必要

キャンプ研修では、通信環境の整備が必要になります。キャンプ場は数多くありますが、インターネット通信を集団で利用できるほどのWi-Fi環境が整っているキャンプ場は少ないです。

そのため、キャンプ研修に参加する人数や研修内容に応じて、必要な通信量を把握し、それに見合った通信機器や電源の確保をしましょう。

キャンプ場でのおすすめ研修5選

キャンプ研修の内容はさまざまです。

ここでは、以下のおすすめの研修5選を紹介します。

●ブラインドテント

●サバイバルウォーク

●アウトドアクッキング

●エビバディ・アップ

●チャンバラ合戦

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ブラインドテント

ブラインドテントは、チームのリーダー以外全員が目隠しをした状態でテントを設営する研修です。リーダーの声だけを頼りに、チームのみんなで協力してテントを設営します。

目隠しをしているので、リーダーの説明だけが頼りとなり、コミュニケーション力の重要性を学べます。

サバイバルウォーク

コンパスと地図を頼りに、山林を越えてゴールを目指す研修です。ゴールを目指すまでの間に課題を用意し、チームで協力して課題をクリアしながらゴールまで進んでいきます。

チームでの協調性や状況判断力を養える研修です。

アウトドアクッキング

アウトドアクッキングとは、チームごとに料理を競い合う研修です。素材と道具だけが与えられ、それらを使って調理して、チームで競います。

日常生活でも身近な料理ですが、材料を用意して切り、調理をするというさまざまな要素が含まれており、実は研修にもってこいの作業なのです。

調理過程をチームで分担して、チームワーク力を育み、さらに独創性、応用性、プレゼン力を養えます。

エビバディ・アップ

エビバディ・アップは、手をつないだ状態で全員同時に立ち上がることを目指すゲームです。最初は2人から始めて、徐々に人数を増やしていきます。

手をつないでいる状態で、どのように全員同時に立ち上がるのかを考えるため、発想力やコミュニケーション力が必要です。

エビバディ・アップは、体を動かす内容の研修がしたい企業におすすめです。

チャンバラ合戦

チャンバラ合戦は、片腕にボールをつけ、敵チームの腕についたボールをスポンジでできた刀で落としていくゲームです。より多くの敵のボールを落としたチームが勝利となります。

シンプルなゲームですが、どのように相手のボールを落としていくか、自分たちがボールを取られないようにどんなふうに動くかなど、チームで戦略を立てることが大切です。

チャンバラ合戦をとおして、チームワークを育めます。

キャンプ研修での注意点

キャンプ研修では、さまざまな注意点があります。具体的には以下の4点です。

●Wi-Fiなど通信・電気の確保

●天候や立地の把握をしておく

●行動の抑制と管理

●体調・メンタル面でのサポート

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Wi-Fiなど通信・電気の確保

キャンプといっても企業の研修ですから、Wi-Fi通信環境や電気の確保は必須です。

しかし前述のように、企業の研修に適した通信環境や電気が整ったキャンプ場は少ないでしょう。

そのため、事前にWi-Fiなどの通信環境や電気の確保をしておいてください。

天候や立地の把握をしておく

参加者全員で有意義な研修ができるよう、天候や立地を事前に把握しておきましょう。

天候が安定しやすい季節を選び、キャンプ研修日の前から天気予報を入念にチェックしてください。

また、キャンプ場の立地も重要です。集合場所はどこにするか、キャンプ場まではどんな交通手段で行くのかなど、参加者のアクセスも考えた上でキャンプ場を選びましょう。

行動の抑制と管理

キャンプ研修では、参加者の行動の抑制と管理をしましょう。

キャンプ研修に参加する社員は、研修時間以外の時間も楽しみなはずです。もちろん、社員同士で親睦を深めながら楽しむことはとてもいいことです。

しかし、楽しいあまり夜遅くまで騒いだり、お酒を持ち込んだりと、度を越してしまう参加者がいるのも珍しくありません。

そのため、キャンプ研修を実施する際は、度を越してしまう参加者がいないように、行動の抑制と管理を徹底する必要があります。

体調・メンタル面でのサポート

キャンプ研修では、参加者と研修実施者の体調管理と、参加者のメンタルサポートをしっかり行いましょう。

キャンプは体力勝負です。体調が悪いと研修に集中できず、有意義な研修にならなくなってしまいます。

そのため、キャンプ研修の参加者と研修実施者は、体調管理をしっかりとおこなった上でキャンプ研修に参加しましょう。

また、キャンプ研修で普段より集中力が必要な研修をすると、メンタル面が弱ってしまう参加者が出てくる可能性があります。

研修実施者は、参加者の様子をきちんと観察し「元気がないな」と感じる参加者がいたら、なるべく声をかけて話を聞いてあげましょう。

メンタルサポートがないと研修離脱者が多くなり、コストをかけたキャンプ研修が無駄になってしまいます。

まとめ

キャンプ研修について解説しました。普段の事業内容とキャンプは関係ないという企業でも、キャンプ研修はチームワークを育んだり、いつもと違う発想が生まれたりと、さまざまなメリットがある研修スタイルです。

研修内容を充実させ、注意点にも気を付けて実施することで、有意義なキャンプ研修が実現できるでしょう。

また、運動会屋ではCAMPiece(キャンピース)という廃校を利用したキャンプ場を日本各地に提供しています。キャンプギアを豊富にご用意しておりますので、手ぶらでキャンプを実施することも可能です。

参考:CAMPiece|https://campiece.com/

キャンプ研修を検討している企業のご担当者様は、お気軽にお問い合わせください。

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