- 2023.10.23
全身で自然を楽しむ!小学校を活用したキャンプ場10選
アウトドア研修
近年、小学校の統廃合によって廃校になる小学校が増えています。それらの跡地は様々な形でリノベーションされ、新しい形で私たちを楽しませてくれていますが、特に増えているのが「廃校キャンプ場」です。
廃校キャンプ場は、一般的なキャンプ場としての利用だけでなく校内見学や企業研修、イベント会場としても活用されています。
本記事では、全国の廃校になった小学校を活用したキャンプ場を厳選してご紹介します。併せて、関東を中心に展開している廃校を活用したキャンプ場「CAMPiece」についてもご紹介しています。
小学校で体験できるキャンプ場って何?
まずは、小学校を活用したキャンプ場でできる体験について解説します。
懐かしい思い出を共有できる!
小学校は、様々な思い出のある場所です。良い経験も悪い経験もある小学校でキャンプなどのイベントを行うことで、「自分はこんな小学生だった」という思い出を共有することができます。
普段の姿からは想像できないような子供時代だったり、同じような経験を共有したりと、それだけでお互いの距離感が縮まるのではないでしょうか。
ちょっと変わったキャンプがしたい人におすすめ!
小学校の跡地を活用したキャンプ場ができたのは、ここ数年のことです。そのため、現在の社会人の多くは「学校に泊まる」という経験をしていません。
学校でのキャンプは、「教室で寝る」「グラウンドにテントを立てて寝る」など、これまでにない変わったキャンプが体験できます。また、キャンプに使用する備品なども学校で使っていたものが多いため、子どもの頃に使った経験のあるものや懐かしさを感じるものがある環境下でキャンプを楽しみたい人にオススメです。
天候の変化にも臨機応変に対応できる!
小学校を使ったキャンプ場は、外だけでなく教室を宿泊場所として提供してくれるところが多くあります。そのため、テント泊を予定していても急な雨や暴風などに臨機応変に対応することが可能です。
また、体育館など多くの人が集まれる場所で全員で寝るといったことができるケースもあるため、危険なことがない限りはイベントそのもののスケジュール変更をする必要はありません。
組織全体や参加者の関係でスケジュールを変更することが難しい場合は、小学校でのキャンプを企画にすると安心です。
小学校で体験できる全国のキャンプ場10選
小学校を活用したキャンプ場は、全国に広まりつつあります。今回は、関東エリアを中心に10箇所のキャンプ場を厳選しました。
みなもと体験館(山梨県)
みなもと体験館は、山梨県道志村にある廃校になった小学校を活用した施設です。5組ほどのグランドテント泊が可能であり、食事は自炊が基本となります。なお、食器やドラムコードの貸し出しがあり、別館の炊事場を利用することが可能です。
また、木工体験などアクティビティも充実していることから、自分たちの企画に加えて社内イベントとして「みなもと体験館」でのイベントに参加してみるのも良いのではないでしょうか。
【施設情報】
住所:山梨県南都留郡道志村久保2167
定休日:なし
チェックイン:14:00〜19:00
アクセス:中央自動車道 都留ICより45分、相模湖ICより40分
駐車場:5台駐車可能(1サイトにつき1台乗り入れ可)
HOTAKANE BASE(群馬県)
群馬県片品村にある「武尊根小学校」の跡地にできたのが、「HOTAKANE BASE」です。アウトドア会社が運営しているためアクティビティが充実していることが特徴で、テントサイトはグラウンドに14区画、教室などの室内も利用できるため、雨の日でも安心です。
近くには日帰り温泉やカフェ、道の駅、「吹き割れの滝」といった名所などがあるため、社内イベント企画にとどまらず、幅広い年代の人が楽しめる施設なのではないでしょうか。
【施設情報】
住所:群馬県利根郡片品村摺淵307武尊根小学校
定休日:あり(平日、お問合せください)
チェックイン:12:00
チェックアウト:10:00
(追加料金を払えば最大10:00〜12:00まで利用可能)
アクセス:関越自動車道 沼田ICより約30分
電車をご利用の場合 上越新幹線「上毛高原駅」やJR上越線「沼田」駅で下車し、レンタカーをご活用ください。
駐車場:10〜15台駐車可能(宿泊キャンプ予約者は駐車料金無料)
昭和ふるさと村(栃木県)
栃木県茂木町にある「昭和ふるさと村」は、昭和9年に建てられた歴史ある木造校舎を活用したキャンプ場です。テントサイトは天然芝の広がる校庭や里山の風景を楽しめるサイトなど、自然を満喫できるようになっています。また、キャンプ場だけでなく体験施設や展示室、カフェなど様々な施設が充実しています。
【施設情報】
住所:栃木県芳賀郡茂木町木幡252
定休日:なし(詳しくはお問合せください)
チェックイン:15:00~18:00
チェックアウト:10:00
アクセス:北関東自動車道・真岡ICより車で約30分
北関東自動車道・友部ICより車で約35分
電車をご利用の場合 茂木駅よりタクシーで約10分
※真岡鐡道茂木駅までの無料送迎も可能(要予約)
駐車場:グランピング・オートキャンプ共に、チェックイン時に説明
高萩ユーフィールド(茨城県)
茨城県高萩市にある「高萩ユーフィールド」は、約20,000㎡という広大なグラウンドを有効活用するよう考えられたサイトの区画が特徴です。どのサイトにテントを建てても開放感を感じることができ、清潔感を保つよう丁寧に管理されているため、初めての方でも安心して利用することができます。
また、ドローンを持っている人がいれば空撮も可能!懐かしさを感じる学校で、新しい経験ができます。
【施設情報】
住所:茨城県高萩市下君田682
チェックイン:13:00
チェックアウト:10:00
アクセス:常磐自動車道 高萩ICから約20分
電車をご利用の場合 JR東日本常磐線 高萩駅から約30分
駐車場:約100台駐車可能
ちょうなん西小キャンプ場(千葉県)
千葉県長南町にある「ちょうなん西小キャンプ場」は、広い校庭を活用したアクティビティや職員室をリノベーションしたカフェなど宿泊者を楽しませ、癒すための設備などが充実しています。また、天気の良い日の夜には満天の星空を楽しむことができるなど、その立地を活かした楽しみを提案してくれています。
なお、廃校というメリットを活かして図書館や音楽室が利用できるのも大きな特徴です。イベント企画の幅が広がるのではないでしょうか?
【施設情報】
住所:千葉県長生郡長南町佐坪1348-1
チェックイン:13:00
チェックアウト:10:00
アクセス:川崎浮島JCから約1時間
京葉市川ICから約1時間
駐車場:約15台駐車可能
内山分校キャンプ場(富山県)
富山県と石川県の県境にある、どこか懐かしさを感じるのが「内山分校キャンプ場」です。
ノスタルジックな雰囲気がありつつもオープンしたのは2022年と新しく、設備はシンプルながら必要なものがしっかりと揃っています。
初めてキャンプを経験する人も「これぞキャンプ!」という楽しみ方ができるため、一般的なキャンプからチームワークを高めることを目的としたキャンプまで、様々な難易度設定をしてみてはいかがでしょうか。
【施設情報】
住所:富山県小矢部市内山16
営業日:通年営業
アクセス:北陸自動車道 小矢部ICから約10分 国道359号線そば
駐車場:お問合せください
YUKUSA OUTDOOR FIELD(鹿児島県)
「YUKUSA OUTDOOR FIELD」は、”日本で一番海に近い小学校”をリノベーションしたキャンプ場です。マリンスポーツや磯釣りなどのアクティビティが楽しめたり、カフェ・バーが併設されるなど幅広い年代の人が楽しめる環境が整っています。
【施設情報】
住所:鹿児島県鹿屋市天神町3629-1
営業日:定休日あり(詳しくはお問合せください)
チェックイン:10:00〜
チェックアウト:〜10:00
アクセス:鹿児島中央駅から約1時間40分
鹿児島空港から約1時間10分
駐車場:普通車35台、大型バス3台(無料駐車場です)
リバーバンク森の学校(鹿児島県)
南九州市川辺町にある「リバーバンク森の学校」は、複合自然体験施設として、学びをテーマにしたアクティビティが揃っています。元々の建物の良さを活かすため、設備等は最低限ですが、その分自然を満喫することができます。
【施設情報】
住所:鹿児島県南九州し川辺町本別府3728-2
営業日:シーズン営業(詳しくはお問合せください)
チェックイン:15:00〜17:00
チェックアウト:11:00
アクセス:南薩縦貫道「川辺」ICより車で約15分
鹿児島市内より約1時間
駐車場:20台(サイトへの乗り入れ不可)
SHINODA BASE(和歌山県)
和歌山県橋本市にある「SHINODA BASE」は、大阪から車で1時間半という好立地で、気軽にキャンプを楽しむことができる施設です。
2023年10月よりレンタルテントサウナのサービスも始まり、より充実した時間を過ごすことができるようになります。
【施設情報】
住所:和歌山県橋本市高野口町九重87
営業日:通年営業
チェックイン:14:00〜17:00
チェックアウト:11:00
アクセス:高野口ICから車で約5分
駐車場:お問合せください
潮の杜キャンプ場(宮崎県)
潮の杜キャンプ場は、キャンプや自然体験、カヌーなどのアクティビティが楽しめる施設です。グラウンドを利用したオートキャンプ場であるため、初心者でも安心してキャンプを楽しむことができます。
【施設情報】
住所:宮崎県日南市富士4028-4
営業日:通年営業
アクセス:宮崎方面から 宮崎ICより車で30分
日南方面から 「日南市油津」から車で約25分
駐車場:30台
関東の学校キャンプならCAMPieceがおすすめ!
廃校を活用したキャンプ場は年々増え続けていますが、学校キャンプならではの体験、アクティビティを楽しみたいなら、CAMPieceがオススメです!
ここからは、CAMPieceをオススメする理由を解説します。
キャンプはもちろん!学校見学や研修にも!
CAMPieceの施設は、廃校をリノベーションしたキャンプ場です。ですが、宿泊だけでなくデイユースにも向いており、学校見学や企業研修にも活用していただけます。BBQやキャンプファイヤーなど、キャンプ場ならではの活動ができますので、日中に始めるだけでなく「夜から始める社内イベント・研修」を計画してみてはいかがでしょうか。
レンタルギアが豊富!手ぶらでOK!
CAMPieceでは、教室を活用した売店などで様々なギアを販売・レンタルしています。急な忘れ物への対応はもちろんのこと、内容によっては手ぶらでお越しになってもOKです!
ただし、CAMPieceそれぞれの施設で扱うものが異なる可能性があるので、事前にお問合せくださいね。
CAMPieceの廃校キャンプ場一覧
ここからはCAMPieceのキャンプ場一覧をご紹介します。
CAMPieceかすみがうら(茨城県)
CAMPieceかすみがうらは、ペット同伴可能サイトがあるキャンプ場です。小型犬用のドッグランもあるので、ペットにとって危険な場所が少なく安心して家族みんなでキャンプをお楽しみいただけます。
夏休みの思い出作りに最適です!!
CAMPiece君津(千葉県)
CAMPiece君津は、都心からのアクセスが良いキャンプ場です。レンタル品が充実しており、初めてキャンプをする方やファミリーにおすすめの環境となっています。
サイト一つ一つはとてもゆったりとした区画になっているため、隣を気にする必要もありませんよ!
CAMPiece横芝光(千葉県)
CAMPiece横芝光は、「みんなで楽しむ」をコンセプトとして2022年にオープンした施設です。教室を活用した売店では、キャンプだけでなくデイユースを楽しめる食材やグッズが販売されており、手ぶらで行っても楽しめるようになっています。
また、2階には図書館、3階には理科室や音楽室などが残っており、昔ながらの学校そのままを体験できるのが特徴です!
CAMPiece南足柄(神奈川県)
CAMPiece南足柄は、車でのアクセス良好な学校跡地を活用したキャンプ場です。2021年のオープン以来、自然を満喫できるスポットとして多くの方に利用されています。「キャンプ場お手伝いプラン」などCAMPieceならではのプランもあり、多くの方が楽しめるよう工夫されています。
まとめ
今回は、廃校になった小学校を活用したキャンプ場について解説しました。
キャンプ場は、便利かつ清潔感のあるところが人気です。しかし、そういった利便性や清潔感をある程度保ちつつも、「自然の中で過ごす」という醍醐味を味わわせてくれる環境が整えられるのは、小学校を活用したキャンプ場の良いところです。
ぜひ、この記事を参考に小学校キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。